20代、30代から始めるべき資産形成方法について解説します

Career
Career 株/投資 資格と学習 転職

人生100年時代とも言われる今、生涯を通じての資産形成について悩んでいる、不安があるという方は多いのではないでしょうか。

人生が100年あれば、多くの人は80歳くらいまで働くことになります。そうしないと残りの人生を支えるだけの貯蓄が保たないからです。

80歳といえば大学を出てから約60年です。いまの20代30代あるいはそれ以下の年代の人はこれだけの長期間、何らかの方法で収入を得て資産を形成しなければいけない時代に生きています。

この記事はこんな人におすすめ
  • 将来的にどう資産を作っていけばいいかイメージができない
  • 資産を増やすための道筋を知りたい
  • 資産形成のための手法を知りたい

言うまでもなく、これは人類史上類を見ない事態です。これまではせいぜい長くても40年程度の社会人人生をこなせばあとは年金が死ぬまでの期間を賄ってくれました。

この記事では、現代において有効な収入を得るための方法を解説し、できるだけ長期的かつ現実的な目線で長い人生の資産形成を図ることを目的としています。

代表的な収入を得る方法

まずは地道に収入を得る方法から始めましょう。実はこれにはたくさんの方法があります。

代表的なのは企業で働くことや自らフリーランスとして仕事をすることですが、企業経営をして役員報酬を得ることや、株や不動産から利益を得ることも可能です。

収入を得る代表的な方法
  1. 企業などで働き給与を得る
  2. 会社経営に関わり、役員報酬を得る
  3. フリーランスや自営業として報酬を得る
  4. 金融商品や不動産から収入を得る
    1. 株(売却、配当)
    2. 不動産(売却、家賃)
    3. 財産形成貯蓄制度(財形)
    4. 定期預金
    5. 貯蓄型保険
    6. 個人年金保険
    7. つみたてNISA

資産形成の入門書として有名な「金持ち父さん 貧乏父さん」という本では、収入を得る方法を下の4つの領域に分けて考えています。

この図の左側「従業員」「自営業」は自らの労働から対価を得る行為、右側「ビジネスオーナー」「投資家」は他人の労働から対価を得る行為と定義しています。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本) | ロバート キヨサキ, 白根 美保子 |本 | 通販 | Amazon
Amazonでロバート キヨサキ, 白根 美保子の改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)。アマゾンならポイント還元本が多数。ロバート キヨサキ, 白根 美保子作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれる...

「金持ち父さん」ではクアドラントの左側は時間的束縛から自由になれない、という理由で最終的には右側のビジネスオーナーや投資家専業になること(=自分のために他人に働いてもらうこと)をゴールにしています。

私個人は左側か右側を目指すのか、あるいは上下左右をバランスよく配分するのかはあくまで個人の人生次第ですし、その過程でどれだけの時間とリスクを取るのかは個人の意思だと考えています。

なのでビジネスオーナーや投資家になれなければいけない、とは考えません。

収入を得る方法をどう組み合わせるか

はじめに、の項で書いたように巷に沢山ある資産形成の説明はどれも極端に寄りすぎているか、現実的な方法論を説明していないと私は考えています。

私の考えるベストな戦略は、これら4つの立場を上手く組み合わせ、リスクとリターンとを上手くバランスすることです。こちらで資産形成のために収入を得る方法の組み合わせを説明します。

まずは従業員としての収入から

とはいえ、収入を得る方法にも達成すべき順番があります。結論を言ってしまえば若い方はまず従業員としての収入を上げるところから始めましょう。それが最も低リスクです。

というのも、クアドラントの右側ポジションで暮らしていけるだけの収入を得るにはまず元手となる資金が必須だからです。

株であってもある程度の規模を運用していなければ配当だけで食べていけるようには到底なりません。不動産は銀行からの融資を前提にしていますが、それでも物件額の10%程度の自己資金と各種手数料などが初期費用として必要です。

例えばある金融商品があって、利回りが5%だったとします。この金融商品を所持するだけで年間600万円の所得を得ようとすれば、総資産は1億2千万円分必要です。

この規模の総資産を得るためにはある程度の元手か長い投資期間あるいはその両方が必要になります。

ビジネスオーナーは今やインターネットやレンタルオフィスを使ってスモールスタートすることも可能ではありますが、それでも事業が軌道に乗るまでの生活費や必要経費はやはり自分で用意するしかありません。

最初から融資や投資を受けたり、周りからの支援が望める人であればいいかもしれませんが、そうでない人はまず従業員として働いて、最低限200~300万円程度の預金を捻出しないことにはどうしようもありません。

とはいえ現在の暮らしの中で毎月貯金をすることが困難だと感じている方も多いと思います。そんな方には本多静六の「私の財産告白」やトマス・J・スタンリー, ウィリアム・D・ダンコの「となりの億万長者」が参考になるかと思います。

また、現在の会社や業種ではどうやっても収入を上げられる見込みがない場合は転職によって新たな機会を見出すのが最も楽なアプローチです。

当ブログの別記事で、転職をきっかけに年収を上げるための方法を紹介しています。またリンク先以外にも転職時に必要な書類や面接対策についてもまとめています。そちらもぜひご覧ください。

次に投資を始めてみよう

従業員としての経験、スキル、預金がある程度蓄積されてきたら次は投資を始めてみるのがいいでしょう。投資初心者のうちにまず、「リスクの上限を把握できているか」「リターンに対し適切なリスクとなっているか」「自分はそのリスクを取っていいのか」といった感覚を養う必要があります。

総じて、投資とは自分が許容できる範囲内で追加のリスクを取りリターンを目指す行為に他なりません。投資を続ける限りリスクとはずっと付き合う必要があるのです。

その観点で、金融商品のリスクの見極めは失敗した時の一発退場を避けるための必須スキルです。例えば、リスク見極め力が低いうちに以下のような投資をすることはお勧めしません。

  • FXなどで高いレバレッジをかけた取引をする。株の信用買い、空売りなども。
  • オーバーローンで高価な不動産を買う
  • 証券会社のラップ口座など不当に高手数料な金融商品を買う
  • その他あらゆる投機、ギャンブルなど

逆に言えば、適切にリスクを把握し十分なリターンが望めるのであればそれは取っていいリスクと言えます。特に若いうちは将来に向けての人的資源(従業員として稼ぎ続けるということ)があるため、リスク許容度も相応にあるはずです。

その上で「iDeCo」や「つみたてNISA」といった制度は国がリスクを限定し、悪しき金融商品を排除してくれています。節税効果もあるため投資の入門として推奨できます。

株や投資信託による投資法はそれこそ巷に山ほど関連書籍があるため、一歩踏み込んだ知識が欲しい方はぜひそういった書籍もご覧ください。

私個人は特に株式投資が趣味というわけではないため、なるべく企業や個別銘柄の調査をせず、売買のタイミングを意識しなくてもいいインデックス投信、ETFのつみたて投資を採用しています。

スモールビジネスや独立を検討する

次に、自分のスキルや知識でスモールビジネスを始められないか、独立はできないかを考えてみます。

なお、この項に関しては前項の投資と前後あるいは並行しても問題ないと考えています。特にエンジニアや仕業の仕事をされている方であれば若くてもフリーランスになる道はあるかと思います。

もし投資に先んじて個人事業主あるいは事実上それに近い働き方になる場合、ある程度収入が安定してから投資に移ることをお勧めします。繰り返しですが、リスクコントロールが全てです。

サラリーマンとして働き続けたまま投資をして、スモールビジネスを始めるという事であれば、まずは副業からという事になるかと思います。

サラリーマンの副業に関しても参考となる書籍やWebサイトは沢山あるためぜひ調べてみてください。参考までに下記のような例があります。

  • スポットでのアルバイト、コンサルティングなど
  • 物品の売買(輸出入、せどりなど)
  • 創作物や作ったものの販売
  • アフィリエイト
  • 空きスペースなどのレンタル

当ブログもGoogleなどの広告を入れているため、アフィリエイトという副業に該当するかもしれません。また、不動産投資は「投資」と呼ばれていますが実態は資産とキャッシュフローを持つ立派な経営ですのでスモールビジネスのカテゴリに入る方が自然だと思います。

私もこれまでいくつか副業を検討しようとしました。創作や絵や音楽はできないので却下、オークションなどでの売買は利益が安定せず手間ばかりかかって却下、スポットコンサルなどは本業の規定に抵触するためダメ、となり結局好きで続けられる文章しか残りませんでした。

その先は自身の判断で

本業、投資、副業を数年程度を継続できていれば、その先の働き方や生き方についてはご自身で決められるかと思います。

『サラリーマンをメインに続けつつ老後資金は投資で、副業は結局趣味程度』でもいいですし、『副業をきっかけに転職して本業を変える』もアリかもしれません。『ビジネスが拡大したので本格的にビジネスオーナーとして勝負する』という方もいるかもしれません。

また冒頭で述べたように現代人の人生は長いので、一度起業したあとにまた就職するようなケースもあると思います。順序に正解はありません。

どんな組み合わせ方も自由ですが、とにかく大切なのはリスクコントロールともう一つ、「継続する」ということです。

世界一の投資家、ウォーレン・バフェットも「ゆっくり金持ちになるのは簡単」という旨の発言をしていますし、一流のスキルを手に入れるのに必要な10,000時間の法則というものも存在します。

リスクをコントロールして成功したいのであれば、くれぐれも短期間で一発あててやろうという発想だけは捨てるべきです。

かくいう私も20代の頃に株で短期間に儲けようとしたことがあります。デイトレ紛いのことをしてみたり、短期のチャートを見て信用買いや空売りを繰り返していました。

結果は惨敗で手痛いダメージを負いましたし、なにより昼夜お金のことが気になってストレスになり、本業へも悪影響が出てしまいました。

そうならないためにも、短期で成果を出そうという願いは捨てましょう。却ってマイナスになります。

おわりに

この記事のまとめは以下になります。

  • 人生は長くなり、その分労働期間や必要な貯蓄も多くなっている
  • 大切なことは収入を得る方を複数持つことと、状況に応じて方法を選んでいけること
  • とはいえ大多数の人は従業員として給料をえるところから始めるのが王道
  • 労働する傍ら副業や投資の可能性を探って次の道を見つけよう

繰り返しになりますが、現代人の多くはとても長い生涯と社会人人生を送ることになります。

その前提において、時には自分のスキルや仕事を組み替えつつ資産を形成することは、将来において大きく人生の満足感を左右することになると思います。

この記事が同年代の方に向けて参考になれば幸いです。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

IT企業で働いています。このブログではIT、キャリア、資格などについて発信しています。My opinion is my own.

Huliをフォローする
the Biztech blog

コメント

タイトルとURLをコピーしました