2020年12月3日、ドコモは「ahamo(アハモ)」という新料金体系を発表しました。この記事ではahamo開始前までの色々な情報まとめと、その後のahamoへの加入手順についてまとめています。
順次情報を追加していきますので、見出しをクリックしてページ内を移動してご覧ください。
ちなみに私は過去ドコモ→ドコモ系MVNO→ドコモ、と回線を移動してきた経験があります。それぞれを利用した経験からahamoの使用感についても開設できればと思います。
2020.12.05 特設サイトオープン
2020年12月現在、ahamoの特設サイトがオープンしています。
電話番号とメールアドレスの登録でdポイントが3,000ポイント分もらえるキャンペーンにエントリー可能です。

ahamo(アハモ)とは
ahamo(アハモ)は2020年12月にドコモが発表した新料金プランです。
月20GBのデータ容量に5分間の通話定額が付いて月額2980円(税別、以下同)と、他社より低い水準の料金となっています。
契約に関しても実店舗を持たず、ネットで完結できるなど、「デジタルネイティブ世代向け」を謳っています。
その他実店舗や契約プランを簡素化することで低価格を実現しています。
プランは1種類のみでドコモショップのような対応もありませんが、オンライン上で自分で申請できる人にとってはメリットが大きいのではないでしょうか。
「サブブランド」「MVNO」との違い
大手キャリアが扱う格安スマートフォン回線として、一般には「サブブランド」や「MVNO」といったものをよく耳にします。
回線におけるサブブランドとは、大手キャリアが展開する低価格帯のサービスのことを指します。国内では、KDDIの「UQ Mobile(ユーキュー モバイル)」、ソフトバンクの「Y! mobile(ワイモバイル)」が該当します。
一方でMVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略称であり、日本語では「仮想移動体通信事業者」のといいます。これらは、ドコモやKDDIの回線を間借りすることで格安でサービスを提供できるというものです。
MVNOには大手キャリア傘下企業のほか、独立系ベンダも存在します。
企業 | メインブランド | サブブランド | MVNO |
ドコモ | NTTドコモ | OCNモバイルONE | |
KDDI | au | UQモバイル | BIGLOBEモバイル J:COMモバイル |
ソフトバンク | ソフトバンク | Y! mobile | LINEモバイル |
その他独立系 | IIJ mio mineo |
ahamoは「新料金プラン」の位置づけ。低価格の理由は?
上の表を見ると、これまでドコモはサブブランドを用意してこなかったことがわかります。
ahamoはもともとドコモのサブブランドとなる想定だったようですが、直近で政府から大手キャリアのサブブランド戦略に指摘が入ったため、「新料金プラン」として正式発表されたようです。
そのため、同一キャリアでありながら最小はMNP(番号移行)の手続きなどが必要になると見込まれています。とはいえ、通常のドコモとahamoとでは回線の質には一切違いがないことは公式にアナウンスされています。
回線の質が同じである二つの料金プランの違いは、ahamoは「ドコモショップなど店頭での対応レベルを落とす」ことで低価格を実現していると言われています。
これは逆に言えば、ドコモの契約者のうちアプリの設定などで来店するユーザの見えざるコストが相当高くなっていることの裏返しと言えます。
ただでさえ店舗と人員を配置するのにはコストがかかる上に、初歩的な質問対応で時間を取られていては値下げなどできないことは明白です。
ahamoでは、この無償サービスをなくす代わりに必要に応じて有料サポートを付けることで標準的なプランの低価格化を実現していると考えられます。
その証拠に、ドコモはLINEやメルカリなど代表的なスマホアプリの設定を1件1,650円で対応するサービスをテスト的にはじめています。好評のようで、これを見ていると需要さえあればサポートを一部有償化することは合理的なオファーに思えます。


Docomo本家ブランド→ahamoへの移行手順
ここからは実際にahamoへの移行が可能になり次第アップデートします
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