ラッコキーワードは無料で使えるキーワード検索ツールです。
調べたいキーワードで検索すると主要な検索エンジンでのサジェスト(「キーワード XXX」のような形で続く、2つ目以降のワード)を取得することができます。
公式ページによると、現在下記の検索エンジンに対応しています。
Googleサジェスト、Bingサジェスト、Youtubeサジェスト、Google動画サジェスト、Google画像サジェスト、Googleショッピングサジェスト、楽天サジェスト、Amazonサジェスト、Yahoo!知恵袋、教えて!goo、Googleトレンド、ラッコM&A(売り出し中サイト)、中古ドメイン販売屋さん(販売中ドメイン)
キーワード検索ツールとしては他にUbersuggestやGoogleのキーワードプランナーが有名ですが、これらのツールは最近有料プランに登録しないと大きく制限がかかるようになってしまいました。
ラッコキーワードは機能は豊富ではないものの、今の所無料で使えてさくさく動いてくれます。
この記事ではラッコキーワードの簡単な使い方を紹介します。
登録方法
ラッコキーワードはアカウントなしでも使えますが、負荷対策のため一日20件に制限されています。
アカウントを取得すればこの制限が外れますので登録しておきましょう。下記リンクから新規アカウント作成できます。

ラッコIDでできること
この記事はラッコキーワードの紹介ですが、同じIDを使って複数のサービスが利用できます。
- ラッコM&A→Webサイトの売買(M&A)ができるサイト
- ラッコドメイン→URLやメールのドメインを購入できるサイト。お名前ドットコムのような機能
- 中古ドメイン販売屋さん→売りに出されたドメインを購入できるサイト
- ラッコツールズ→文字数カウントやhtmlタグ抽出など、ブログやWeb記事を書くのに役立つツール
ドメインやサイトの売買は需要次第ですが、ラッコツールズは簡単に使えてブログなどでよく使いそうな機能が揃っていて楽しいです。
例えばURLを入れると画像だけDLしてくれたり、画像に文字を入れたり、アスキーアートを作成したり多岐にわたります。50機能くらいはすでにあるでしょうか。
ラッコキーワード使い方
ラッコキーワードの使い方はとても簡単です。ためしに当サイトでもしばしば扱う、クラウドサービスの「AWS」を調べて見ましょう。
メインページの窓に打ち込み、虫メガネのマークを押せばそれでOKです。

こちらが結果です。今はGoogleで検索した場合のサジェストを表示しています。
Ubersuggestやキーワードプランナーのように検索ボリュームこそ取得できませんが、サジェストワードはしっかりと取れています。
Googleで「AWS」と検索すると、サジェストされるキーワードは1,043件あるようですね。

他の機能も試してみましょう。サイドバーから選択します。

「ニュース/話題の記事」を選択してみました。ZDNetやITMedia、Developers.IOなどおなじみのサイトがヒットしますね!
昔関連するジャンルのニュースやブログの更新を収集できるRSSフィードサービスが数多く存在しましたが、ラッコキーワードを使えば特定のキーワードに関するニュースも集められそうです。

個人的に面白いと思ったのが連想語機能です。AWS、Amazon Web Servicesはわかりますが、3番目にPlayStation Networkがきています。
これはPSNがAWS上で稼働している事例がWikipediaに記載されているからで、キーワードを検索する際には気づいていなかったようなことも知れる可能性があります。
一方で下にあるイージス艦とは、艦の防衛システム”AEGIS Weapon System Mk.7”の略称が同じくAWSと言うそうで、意図しない単語も入っていることがわかります。
ノイズとも言えますが、これも一つのネタ探しになるとも言えます。

おわりに
ラッコキーワードはUbersuggestやかつてのGoogleキーワードプランナーのような「全部入り」のSEOツールではありませんが、一方でニュースや関連語などユニークな機能があり、総じて記事を書きたい人のインスピレーションを補助してくれるような作りになっています。
今の所無料でも機能制限はありませんし、単体で完結すると言うよりは上記のようなツールと一緒に補完的に使うととても良いのではないかと感じました。
今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。
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