コロナ下で転職活動⇒内定獲得した記録|不況下での転職活動に向けた6個の教訓

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筆者は2019年12月頃より、身近な人の転職活動をサポートし、かつ間近で進捗を見守る経験をしました。

転職活動を始めた頃は影もなかったのですが、面接が本格化した2020年1月後半以降、世界的にCOVID-19の影響が強く出始めました。

2月〜3月頃になると日本でも多くの企業がテレワーク推進や、場合によっては業務の縮小を余儀なくされました。

この記事は、そうした大きな社会情勢(特に、不況へ転落していく局面)の中で転職活動をし、試行錯誤しながら内定を獲得したある記録と、そこから得た学びについて書いています。

また、この記事の中でも色々な転職サービスを駆使していますが、このノウハウについては別の記事にまとめていますのでご覧ください。

経緯とサマリー

全体像はこちらのとおりです。

これまでのキャリアは比較的普通ではありますが、30代の女性で、これまで主にエンタメ業界に所属していたところ、今回はそれ以外の業界に転職しようとしていたためややハードルの高い転職でした。

候補者のスペック

候補者の大まかなプロフィールは下記のとおりです。

  • 女性、30代
  • 四大卒文系
  • 主な資格:なし
  • 語学:なし
  • 経験業界:エンタメ、IT
  • 経験業種:PR、イベントプロマネ等
  • 希望職種:非エンタメ業界における広報、PR

転職活動の全進捗

こちらが全成績の一覧になります。

応募時期件数
12月10
1月15
2月20
3月20

この応募数の中で、書類通過した企業の面接成績は次のとおりです。

時期企業会社規模、上場リファラ書類一次二次最終
1月SaaS中堅マザーズ直応募  
 クラウドサービサー大企業傘下スカウト  
2月PRコンサル東証一部スカウト
 アドテクマザーズ直応募 
 Webサービス大企業傘下エージェント  
 Sierベンチャースカウト辞退 
3月SaaSベンチャーベンチャーエージェント 
 PRコンサル大手企業直応募辞退  
 Webサービス中堅直応募辞退  
 PRコンサルベンチャー直応募  
 Webサービスベンチャースカウト辞退  
4月Webサービスベンチャー直応募辞退  
 Webサービス中堅スカウト辞退  
 SaaSベンチャーベンチャー直応募辞退 
 Sier東証一部直応募
 SaaSベンチャーベンチャー直応募
 Webコンサル中堅スカウト辞退 

応募は非常に沢山出したので厳密な数はわかりませんが、おおよそ各月の応募数は上記程度です。合計で65~70件ほどでしょうか。

単純に応募数と通過数、通過率は下記のようになりました。

応募65 
書類落ち48 
書類通過1726.2%
一次通過847.1%
二次通過225.0%
最終通過150.0%

まず、特徴的なところとしては書類通過率はおよそ1/4程度でした。ただし、初期は業界も絞らず条件面で判断したため通過率は低かったです。

一方で、ある程度絞り込みができてきた後期では4〜5割の通過率だったのではないかと思います。

一次面接の通過率は47%と高いですが、一次では人事の方が面接官であることが多く、スキルよりも企業へのフィットや基本的な人柄等を見られていることが多いため、ここはパスできるケースが多かったです。

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この経験から得た6個の教訓

この数ヶ月の活動を通じて私が学んだことは次の5つです。

不況下ではある程度共通することもあるかと思いますので、ご参考ください。

まずは応募数を確保すべし

不況下や社会を左右するようなトラブルが起きている際には転職市場は冷え込むものと思った方が賢明です。

実際に、4月頃には転職サイトの求人が数ヶ月前の40%減というところもあったそうです。

そのような状況下においては必然倍率も高くなることが予想されるため、まず転職初期ではなるべく視野を広げて多くの応募をしてみましょう

おそらくたくさん不合格になるとは思いますが、このフェーズが後々に生きてきます。

傾向が見えてきたら戦術を考える

たくさん応募して書類審査の結果が返ってき出すと、通過率の良い業界とそうでない業界が見えてくるかと思います。

もちろん企業との相性もありますが、COVID19が流行していて外出が制限されている状況では、飲食や旅行産業は採用も含めた投資を縮小せざるを得ません。

そんな中、WebやSI、SaaSなどのデジタル系はコロナの影響を受けにくかったのか、はたまたもともとの相性なのか通過率が良いことがわかりました(※表参照)。

実は製造や不動産業界も受けてはいましたが、結果的に書類通過したのはほぼIT系です。

色々と希望はありましたが、途中の時点で通過率の良さそうなIT系に狙いを絞って応募するように戦術を転換しました

「どこから応募するか」は結果を左右する

ある程度戦術が見えてきたら、今度はCVR(コンバージョン率)に着目します。

世の中には転職サービスはいろいろあります。得意とする業界も年収帯もそれぞれ異なっており、ここにも相性があります。

例えば、リクナビやマイナビなどエージェントが経営母体であるサービスは、当然ながら応募後企業に書類が送られる前にエージェントが0次選考をしています

エージェントが選びがちな経歴書はどうしても「映える」ものになりがちなのか、エージェント系列サイトではCVRが伸びませんでした。

反面、直応募または企業からのスカウトが好成績でした(※表参照)ので、この時点でIT系の企業に直応募またはスカウトが届く転職サービスを利用する、という方針が立ちました。

具体的には、今回はGreenとビズリーチが最もパフォーマンスが上がったため、最後にはほぼこの2サービス経由で応募しています。

ミスフィットな場合はきっぱり辞退を

一方で、これだけ通過率が低いのにずいぶん辞退の件数が多いと思われるかもしれません。実際、書類通過17件のうち約半数の8件は自ら途中で辞退しています。

しかしこれにも勿論大きな理由があります。

それは、不況が続く局面では細く長く働けることが大事だということです。なにせ急いで転職して結局ミスマッチだったとしても、次はもっと市況が悪い可能性があります。そんな時に再び転職活動をするのは大変なことです。

もちろん老舗や大企業であってもこのご時世潰れないとは限りませんが、同じ条件であれば小さな企業より体力はあるでしょう。

また、感覚的な面でも、面接での違和感はなかなか解決できないものです。面接官と一緒に働きたくないと思ったなら、おそらくその直感は当たっています。

「急がば回れ」ではないですが、状況が悪いからといって拙速に決めてしまうのはよくありません。

むしろそういう発想こそブラック企業のカモになると思った方が良いでしょう。

Web面接の備えは予めしておくべし

いきなり細かいハウツーの話にはなりますが、これからはCOVIDなど関係なく、Web面接や会議の備えは必須になると思います

私はIT企業につとめているので、こうしたツールのことは事前に知っていましたが、この局面にあって確信しました。

今後、面接や面談の場において一定数はWebが当たり前になります。

Web越しの面接でも聞きたいことは問題なく聞けますし、関係者のコストは当然安いため非常に合理的であることが分かりました。企業としても、遠方の候補者も取りこぼさないためありがたいはずです。

おそらく、今後は1次はWebで、2次や最終は対面で、というようなスキームが普通になるでしょう。

そうなるとカメラとスピーカー、マイクが必要ですが、カメラはラップトップに付属のもので十分でしょう。

マイクはラップトップ付属の物を使うと背景音やノイズ、メモのためのタイピング音を拾ってしまうのであまりオススメしません。

このような、USB有線で接続できるヘッドセットであれば比較的安価にマイクとスピーカーを揃えられるのでひとつ購入しておくと良いかと思います。

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待遇については早めに解決すべきである

Web面接は普通の対面面接と少し雰囲気が違うため、必要な交渉を差し込む間がつかめないこともあるかと思います。

当ブログの別記事にもまとめていますが、年収の交渉は必ず正式なオファーレターを貰う前に行う必要があります

私のオススメは、最終面接の直後にお礼メールも兼ねて人事担当者の方に待遇について話させて貰う場所を設けてもらうことです。

内定とオファーレターがセットにならないとも限らないので、内定が出たタイミングで一度通知いただき、オファーレター前に諸条件を話すのが良いと思います。

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まとめ

COVID-19は確実に転職市場にも悪影響を及ぼしています。

特に影響を受けやすい業界から溢れて来た優秀な人が他の業界で安く買い叩かれてしまえば、普通のスキルセットの人はもっと苦労せざるを得ません。

このような不況下にあっての戦略は兎にも角にも不合格を覚悟して大量に応募しつつ、徐々に可能性のありそうな領域を見つけるアプローチかと思います。

どんなに優秀な人もマクロな経済状況には勝てません。この際選択と集中は一旦脇において量をこなすことも必要かと思います。

これを読んだ皆さんの転職が成功することを祈っています。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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Huli

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