【Excel】新機能XLOOKUP関数のインストール方法と使い方について説明|画像データから表を生成する機能についても解説

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Microsoft Officeのアップデートが海外のカンファレンス中心に発表され、その中でもExcelで面白い機能が追加されましたので紹介させていただきます。

XLOOKUPでVLOOKUPとHLOOKUPを統合!

まず、1つ目はXLOOKUPという関数です。こちらの公式ブログに内容が載っています。

Announcing XLOOKUP
March 31st Update XLOOKUP is now available to all Office 365 Subscribers in the Monthly Channeland will be available to users in the Semi-Annual Channel starti...

機能の要約については下記のとおりです。

XLOOKUPは、垂直(Vlookup)と水平(Hlookup)の両方を見ることができるという名前が付けられています。 XLOOKUPは、一般的で正確な検索を実行するために3つの引数のみを必要とします(VLOOKUPより1つ少ない)。 最もシンプルな形式の署名を考えてみましょう。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/Excel-Blog/Announcing-XLOOKUP/ba-p/811376

ということでVlookupが4つの引数(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)を取るのに対し、XLOOKUPは下記の3つのパラメータのみでOKです。

  • lookup_value: 検索する値
  • lookup_array: 検索する範囲
  • return_array: 戻り地の範囲

では、早速試してみましょう。下記のようなテーブルがあったとして、A1~D6が検索元になる表です。F6には探したい対象(lookup_value)があって、G6セルに検索地の色を返したいとします。

この場合ですと、G6セルに=XLOOKUP(F6,A1:A6,C1:C6)と入力します。それぞれ、(F6セルの値を、A1~A6の範囲で探し、C1~C6の範囲で対応する値)を返すという意味になります。したがって、G6セルには”green”という値が代入されます。

XLOOKUPは何が嬉しい?

XLOOKUPは従来の関数に対し、以下の問題点を解決しました。

  • 引数が一つ少ない
  • 検索地よりも左の列にある値も検索できる
  • 垂直と水平の概念がなくなり、覚えやすくなった

特に、今までのVLOOLUPではキーよりも右側に検索対象の値がなくてはならず、データの持ち方がVLOOKUPに適合しない場合、元データの方を編集しなければいけませんでした。

私も経験がありますが、Excelは案外多くのメモリを使ってしまうため、特にラップトップで扱う場合には大量テーブルの切り貼りは時間を食う、最悪はプログラムが停止してしまいます。

また、既にセルに計算式が入っている場合は再計算が走り、同様にメモリ落ちの危険性が発生します。

カラムの配置に関係なく関数が使えればこのリスクは大きく減少させることができるでしょう。

また、VLOOKUPとHLOOKUPには4つ目のパラメータがあります。このパラメータはBooleanで、Trueであれば近似値を返し、Falseであれば完全一致する値のみを返します。

問題は、4つ目のパラメータに何も指定しない場合、デフォルトではTrueで返されることです。実際の利用シーンではほぼ完全一致しか使わないため、わざわざ4つ目のパラメータにFalseあるいは0を入力しないと意図しない結果が返ってきてしまうことです。

XLOOKUPではこのパラメータはオミットされましたので、一致するデータのみを抽出することが可能です。これは地味ですが頻繁に利用する人にとっては嬉しい機能ですね。

XLOOKUPを使うには

今の所XLOOKUPは最新版のEXCELに反映されておらず、利用のためには”Office Insiders”というプログラムに参加する必要があります。

Office Insiders
Become an Insider: be one of the first to explore new Microsoft 365 features for you and your business.

上記リンクから「LOIN NOW」でPC/Macを選択して下さい。方法が載っています。また、Office Insidersにはファストとスローの2種類が存在しますが、私が試したところ、ファストでないとXLOOKUPはまだ使えないようです。

Office Insidersにチェックを入れて更新ファイルを探し、インストールすることによってXLOOKUPが使えるようになります。

なお、XLOOKUPに関しては下記の記事を参考とさせていただきました。

MicrosoftがExcel関数「XLOOKUP」を発表! 「VLOOKUP」から何が進化した?
Excelで、VLOOKUP関数の使い方をはじめて知った日のことを、今でもはっきりと覚えています。あの日、コーヒーテーブルに座っていた私は、「この奇...
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EXCELfor iPhone/Androidで写真から表データを生成

さて、次はモバイル用のExcelアプリから写真をテーブル化する機能です。まずはストアから最新版のEXCELアプリをインストールしましょう。

Insert Data from Picture generally available on the iPhone Excel app
Today, we are excited to bring Insert Data from Picture to iPhone users, now supporting 21 languages for both versions of the Excel mobile app (Android version ...

インストールできたらアプリを立ち上げます。注意すべき点としは、本機能はまだ日本語に対応していません。なので、言語設定が日本語のままだと機能が立ち上がりません。iPhoneであれば設定→一般→言語と地域、から英語を選択しておきましょう

そしてアプリを立ち上げますと、下のメニューバーにカメラと表が重なったアイコンが出現します。これをクリックするとカメラが立ち上がります。

撮影すると自動的に表の範囲を矩形で区切ってくれるので、Doneを押して表へ挿入しましょう。

こちらが結果です。表らしき認識はしてくれていますが、数字含め全然正確に取得できていませんね…。

完成すれば非常に強力な機能になりそうなので、今後のアップデートと日本語対応を楽しみに待ちたいと思います。取り急ぎ、利用方法と現状の確認ということでご容赦下さい。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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Huli

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