転職の準備はキャリアの棚卸しから。そのメリットと棚卸し手順について説明します

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今回は転職のタイミングで自らのキャリアの棚卸しをして自分を見つめ直し、次にやりたいことを見極める方法について説明します。

棚卸しをするメリット

キャリアの棚卸しとは、「これまで自分がどんな仕事をしてきたのか」「そこで何を達成し、何を感じたのか」を振り返る事により、「これから何をしたいのか」を見つける行為です。

自分の軸が見つかる

私は転職の際はいつも時間を取って棚卸しの時間を設けるのですが、なかなか習慣的にする人は少ないようです。私が聞いた棚卸しをしない理由は次のようなものです。

  • 過去を振り返るほど成果のある仕事をしてこなかったから、意味がない
  • 自分のことは自分でわかっているから必要ない
  • 時間がない、覚えていない(これは面倒くさいだけだと思いますが)

確かに、最終的に企業に提出する経歴書には目立った成果や数字を盛り込むことは必要なのですが、棚卸しの時点ではそこまでは必要ありません。むしろ何気ない日常の仕事の中であなたが意識していることや工夫していること、周囲の人とチームワークを発揮していることなどをはっきりと認識して文章に落とし込むことが目的です。

そうすると色々な気づきがあるはずです。例えば私の場合、過去のクライアントとのコミュニケーションを振り返る事によって、自分が一番楽しかったのは顧客と直接接している時であること、その過程で明確かつ簡潔な表現技法を身に着けたこと、顧客主義で物事を考える癖がついたことなどに気づきました。

棚卸しにより、自分の内面も再発見することができたのです。

自分の可能性が見つかる

棚卸しを済ませておくと、いままでの経験スキルやキャリアに対する自分の価値観がいくつかのキーワードとなって浮き彫りになります。すると、いざ求人を見たりエージェントから紹介を受けた際に自分にとって興味の湧く仕事か否かを見定めるスピードが早くなります。自分の価値観や働き方との合致を取れるため、転職後のミスマッチを防ぐことにもなります。

また、自分を見つめ直すことにより、これまで興味がなかった、あるいは関係がないと思っていた業種や職種にも実は自分のキャリアが活かせることに気づくかもしれません。

経歴書を書く下地になる

自分のキャリアを通じてのスキルややりがいは、そのまま企業に応募する際の経歴書に反映することができます。

以前こちらのブログで、経歴書には「キーワード」が必要だとお伝えしましたが、まさにあなたのキャリアでのキーワードがそのまま企業の求める人材像と合致するところが転職先としてはベストであるといえます。

棚卸しを終えて自分の強み弱みを明らかにしているあなたであれば、戦略的に経歴書をアップデートできるはずです。

キャリア棚卸しの手順

具体的な棚卸しの手順について解説していきます。

新卒から現在までの経歴を時系列で書き出す

まずは入社後から今現在までの経歴を書いて行きます。内容の深堀りは後回しにし、事実だけで構いません。この時書き出す項目は下記のとおりです。

  • 社名
  • 部署名、チーム名と規模(人数)
  • 関わっていたプロジェクト
  • プロジェクトで担当していた役割

上から下に粒度が細かくなって行きます。途中で転職や配置転換を経験している人は社名や部署名が複数になります。

関わっていたプロジェクトをブレイクダウンする

次にあなたが関わっていたプロジェクトでの経験をブレイクダウンします。具体的には下記の要素を抽出して下さい。

  • 参画期間:X年Xヶ月くらいの表記で
  • 役職:肩書、及び役割
  • 職務内容

経験を書き出す

前項の職務内容について、その時身につけたことや感じたこと、工夫したことを書いていきます。必ずしもまとまっていなくて構いません。一人でブレインストーミングをするつもりで沢山書き出しましょう。例えば下記のような視点があります

  • やりがい:その業務の中でやりがいを感じたこと、うれしかった出来事
  • 習得したスキル:経験したスキル、取得した資格
  • 満足:プロジェクトで良かった点
  • 不満:その業務の中で改善が必要と思った点
  • 工夫:業務をすすめるうえで工夫した点

一つのプロジェクトでも担当する内容が変わった場合はその数だけ繰り替えしましょう。

棚卸しが終わったら

棚卸しが終わったら今一度自分の気持ちを考えて見ましょう。自分の経験を振り返り、いまのポジションで学べることは学んだ、よりキャリアアップしたい。あるいは不満な点、改善したい点は今の会社で達成できるのか、などについてもう一度考えてみると良いでしょう。

もしその答えとして転職を考えるのであれば、棚卸しで得たキーワードで具体的に求人を探してみると良いと思います。自分の経験で転職できるポジションの数や想定年収を調べることができます。求人の探し方については当ブログの別記事も御覧ください。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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Huli

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